こんにちは、ゆり子です。

日病薬病院薬学認定薬剤師を目指したいけど、単位ってどう集めればいいの?

忙しくて、3年間で50単位も取れる気がしない…
そんな悩みを感じていませんか?
実はこの資格、「やみくもに研修を受ける」と単位は集まっても要件を満たせないリスクがあります。
私自身は認定取得までは至っていませんが、実際に年度10単位の要件を2年続けて集めた経験があります。(仕事が忙しくなりすぎたことと進路変更により取得を諦めました)
私自身は日病薬病院薬学認定薬剤師になっていませんが、実際に単位取得までは経験しているため、その過程で感じた効率よく集めるコツをもとに解説します。
- 最短ルートで50単位を達成する方法
- 無理なく続けられるモデルスケジュール
- 失敗しがちなパターンと対策
を、実際に単位取得を経験した視点からわかりやすく解説します。
また、制度の公式資料や最新情報を確認しながら、実務目線で解説しています。
- 日病薬病院薬学認定薬剤師を目指すために単位の集め方について知りたい方
- 研修会の探し方がわからない方
- 効率よく単位を集めたい方
- 制度がいろいろと変わり、最新の情報が知りたい方
は是非参考にしてください。
※本記事は実際の単位取得経験と、2026年度の公式情報をもとに整理した解説記事です。
なお、日病薬病院薬学認定薬剤師の認定要件と取得方法についてはこちらの記事をご確認ください。
時間とお金を最小限に抑えつつ50単位集める方法
結論からいうと、「WEB研修会で単位を積み上げ、不足分をeラーニングで補う方法」が最も効率的です。
費用を抑えるだけであれば無料のWEB研修会のみで単位を集めることも可能ですが、研修内容に偏りが出やすく、カリキュラム要件を満たせないリスクがあります。
そのため、最終的な調整手段としてeラーニングを活用するのがおすすめです。
モデルスケジュール
日病薬病院薬学認定薬剤師は「3年間で50単位」「毎年度10単位」が必要ですが、取り方によって負担は大きく変わります。
ここでは、無理なく継続しつつ、最終的に条件を満たすことを目的としたモデルスケジュールを紹介します。
- 1年目:10~15単位(WEB研修会中心)
→ モチベーションが高いうちに「貯金単位」を作っておく - 2年目:10~15単位(WEB研修会中心)
→ ペースを維持しつつ、最低10単位を確実にクリア - 3年目:20~30単位(eラーニング中心)
→ 合計50単位を達成しつつ、分野別の要件も調整
このスケジュールのポイントは以下の通りです。
- 1年目・2年目で「最低単位+α」を確保しておくことで3年目の余裕が生まれる
- 3年目にeラーニングを使うことで、不足分や分野の偏りを確実に補正できる
※あくまで一例ですが、「毎年度10単位以上」という条件を確実に満たす設計にしています。
eラーニングは便利ですが、費用がかかるため早い段階で多用すると無駄が出る可能性があります。
例えば、単位をたくさん得た年以降に年度あたり10単位の要件が満たせなかった場合にせっかくたくさん得た単位や費用が無駄になってしまう可能性があるからです。
特に、初めのうちはやる気もあって仕事もそこまで忙しくなくて単位取得ができても、年数が経つにつれて業務が忙しくなり、学習時間の確保が難しくなるケースも少なくありません。
そのため、eラーニングは最後の調整手段として3年目に使うのが最も合理的です。
よくある失敗パターン

忙しくて年度10単位を満たせない

分野が偏って後から調整するのが大変

研修会にひたすら参加して50単位集めたけどカリキュラム認定要件を満たし損ねてしまった・・・
こうした失敗は、「制度の理解不足」と「計画不足」が原因で起こります。
このようなことがないように、事前に下調べや軽くでもいいので計画を練りましょう。
→日病薬病院薬学認定薬剤師の認定要件と取得方法についてはこちら
公式リンク:日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師
2024年から日病薬病院薬学認定薬剤師研修支援システム(HOPESS)が開始されたので単位の管理は以前よりやりやすくなったと思います。
単位の集め方4つ
日病薬病院薬学認定薬剤師の単位は、主に以下の4つの方法で取得できます。
- 研修会への参加
- 日本病院薬剤師会のeラーニング
- 学会への参加
- 他研修制度の単位を利用する(※10単位まで)
それぞれ特徴が異なるため、組み合わせて使うことが重要です。
モデルスケジュールを参考にしながら、自分に合ったやり方で単位を集めていきましょう。
単位の認定基準については下記のリンクを参考にしてください。
→日病薬病院薬学認定薬剤師の認定要件と取得方法についてはこちら
公式リンク:一般社団法人日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師制度規程
公式リンク:一般社団法人日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師制度規程細則
①研修会への参加
単位を集めるためには研修会へ参加してコツコツ集める必要があります。
研修会自体は各都道府県病院薬剤師会やその他団体が定期的に開催しています。
自身が所属する都道府県病院薬剤師会が主催する研修会は基本的に無料ですが、他府県の研修は費用が発生するケースが多いです。
また、研修によっては受講費用が発生するものもあるので申し込み前にしっかり確認しましょう。
研修会は現地開催されるものとWEB配信されるもの、その両方のハイブリット形式があります。
WEBの研修会の場合ZOOMを使用することが多いので事前にZOOMアカウントを用意しましょう。
現地開催の場合は現地へ行く必要がありますが、気分転換に外出して受けたい人や自宅だとだらけてしまう人は現地開催に参加することもオススメです。

研修会はどうやって探せばいいの?
研修会の探し方は日病薬病院薬学認定薬剤師研修支援システム(HOPESS)とシクミネットのどちらかを利用して探すことができます。
それぞれの方法での探し方を解説します。
研修会の探し方①HOPESS
研修会は日病薬病院薬学認定薬剤師研修支援システム(HOPESS)という日本病院薬剤師会が公式に提供している研修支援システムから検索することができます。
HOPESSでは研修会を探すだけでなく、研修単位の計算や管理、研修の受講履歴を確認できる公式サイトです。

こちらは検索画面のスクショです。
区分で各都道府県病院薬剤師会orその他団体を選ぶことができ、各都道府県病院薬剤師会を区分設定すると各都道府県病院薬剤師会が研修会実施期間で選択できるようになります。
開催形式で集合研修・WEB配信による研修(ライブ)・WEB配信による研修(オンデマンド)を選ぶことができるので、場所に縛られずにWEB研修を探すことも可能です。
自分の空きスケジュールに合わせて特定の開催日に開催している研修会を探すことも可能です。
カリキュラム領域別に絞ることもできるので、認定要件を意識しながら研修を選ぶことができます。

検索結果はこのように表示されます。
ここでひとつ注意しなければいけないのが、このHOPESSというシステムからは申し込みができない点に注意してください。
あくまで検索のみで、詳細は研修会実施機関に問い合わせする必要があります。
「URL」マークがついているものは「URL」マークをクリックするとその研修会の専用ページに飛ぶことができ、そこから申し込みすることができます。
研修会の探し方②シクミネット
日本病院薬剤師会には会員管理システムのシクミネットというシステムがあります。
会員管理のためのシステムですが、一部の都道府県病院薬剤師会が主催する研修会はこちらで検索することはもちろんのこと、研修会の申し込みまで済ませることができます。


私はもっぱらシクミネットで探して申し込みしていました。
シクミネットで研修会を探す場合はイベント情報をクリックします。

すると開催予定の研修会が出てきます。
開催場所をご自身の都道府県を選んで絞ることも、日程も今月・翌月・翌々月以降の3つに絞ることができます。

申し込み画面の一部分です。
このように、自身が所属する都道府県病院薬剤師会が主催している場合は無料ですが、他府県の場合は費用が発生します。
体感としてこのような研修会が多いので、無料で研修会を受けるために自分の所属する都道府県病院薬剤師会の開催する研修会を受講しましょう。
中には他府県も無料の研修会があります。

チケットは1枚しか選択できないので、このまま申し込むボタンを押します。

その後ZOOMアカウントの入力画面があるので、ご自身のZOOMアカウントIDを入力して申し込みを完了しましょう。
その後ZOOMアカウントのメールアドレスに研修会開催機関から視聴用メールが届くのでZOOMでWEB研修を受けましょう。
研修会の単位認定について
研修会の単位認定は受講する研修会によって異なります。
私が主に受けていた研修では研修会中に発表されるキーワード2つをZOOM視聴後のアンケートに記入することで単位を取得できる仕組みでした。
研修会によって異なると思いますので、研修会の概要を確認しましょう。

福井県病院薬剤師会のPDF資料にわかりやすいものがあったため、リンクを貼っておきます。
福井県病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師制度 単位取得のための講演会の検索・申し込みについて
私のブログと合わせて参考にしていただけると幸いです。
②日本病院薬剤師会のeラーニング
研修会だけだと分野の偏りがどうしても生じてしまいます。
分野の偏りをなく必要な単位を集めるために、日本病院薬剤師会が提供するeラーニングはカリキュラム要件を満たすために実質的に必須となるケースが多いです。
講義の最後にはテストがありますが、テストはクリアできるまで何度でも挑戦できます。
費用は日本病院薬剤師会の会員だと5,500円で受講できます。
ただし、eラーニング開催の時期は基本7月上旬~3月末と決まっているので注意が必要です。
開催時期や詳細については日本病院薬剤師会eラーニングサイト(2026年は8月にオープン予定)をチェックしましょう。
※開催期間以外はサイト更新のため閲覧することができないので注意が必要です。
③学会への参加
学会では1度に取得できる単位が多いです。
必ずしも学会で発表する必要はないので、近隣の地域で学会がある場合は参加して単位を集めることもできますし、旅行気分で遠出して学会に参加することもできます。
ただし、参加費や交通費、宿泊費などの費用が発生するので金銭面では注意が必要です。
職場によっては出張として費用の負担など行われるケースもあるので上手く活用しましょう。
また、学会によっては一部オンライン視聴が可能な場合もあるため学会情報も要チェックですね。
④他研修制度の単位を利用する(※10単位まで)
例えばかかりつけ薬剤師に必要な研修認定薬剤師制度の単位やJPALS 認定薬剤師制度といった、薬剤師認定制度認証機構から認証を受けた他の生涯研修プロバイダーから付与された単位は有効です。
ただし、日病薬病院薬学認定薬剤師制度研修カリキュラムに沿った内容の研修会であり、かつ通算50単位のうち10単位以下であることが求められるので注意が必要です。
単位の管理について

普段の仕事と両立しながら研修会を受けているけど、どの領域で何単位取れたのか確認が難しそう・・・
HOPESSができるまでは各々紙面管理状態なので、現状の単位を把握することが大変な状況でした。
しかし、今ではHOPESSという日病薬病院薬学認定薬剤師研修支援システムがあるのでHOPESSの研修単位管理>研修単位数計算の画面を開けば、この通りどの領域で何単位取得できているかが一発で把握できます。
研修会参加から反映までに少し時間はかかりますが、こうして可視化されると安心して今後の単位取得計画を立てられますね。

HOPESSが登場するまでは単位取得のための申請や認定試験を受けるときの申し込みもややこしい書類でいっぱいでしたが、HOPESSのおかげで煩わしいことから解放されることができました。
私が日病薬病院薬学認定薬剤師の単位取得をしようと思ったのも、HOPESSの登場で小難しそうな話がなくなったからで、単位取得のための研修会もWEB研修が多いこともあって日病薬病院薬学認定薬剤師を目指しやすい環境になったのではと思います。
HOPESSとシクミネットについて※注意
HOPESSとシクミネットは日病薬病院薬学認定薬剤師の研修単位の登録・管理、認定申請、更新、申請などのため、シクミネット登録情報の一部をHOPESSに連携されています。
HOPESSのログインメールアドレスとパスワードはシクミネットと同じです。

HOPESSへのログイン方法がわからない方は安心してください。シクミネットにログインと同じです。
単位取得には、シクミネット側に薬剤師免許登録番号と、研修会実施機関が出席登録を行う際の薬剤師免許登録番号が必要なので必ずシクミネットの方に薬剤師免許登録番号を正しく登録する必要があるので忘れずに登録しておきましょう。

システムが2つあってややこしいですが、どちらのシステムも登録情報に不備がないかをきちんと確認しましょう。
時間とお金と労力は最小限に、日病薬病院薬学認定薬剤師の認定を目指そう
私自身、日病薬病院薬学認定薬剤師の認定までは進まずに終わっていますが、電子化されたHOPESSやシクミネットという最新システムを使いながらWEB研修で単位をコツコツ集めていた時期があります。
そのときの経験や資格取得のために調べたことなどをまとめて発信したいとの思いから今回のブログを書きました。
日病薬病院薬学認定薬剤師に関する情報は制度が新しくなる前の情報もあり、混乱して難しそうだから辞めておこう・・・といった人が出ず、一人でも多くの人が自身のスキルアップのために日病薬病院薬学認定薬剤師を目指してみるという風になって欲しいと思います。
日病薬病院薬学認定薬剤師の単位取得で大事なのは仕事との両立です。
無理のないペースで継続することが、結果的に「最短で合格にたどり着くルート」になります。
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 公式サイト
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 シクミネット
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 HOPESS
- 一般社団法人日本病院薬剤師会 eラーニングサイト(2026年は8月オープン予定)
- 福井県病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師制度 単位取得のための講演会の検索・申し込みについて
- 日病薬病院薬学認定薬剤師制度に係る取り扱いについて(Q&A)
▶病院薬剤師としてスキルアップしたい方へ
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日病薬病院薬学認定薬剤師の認定要件や取得までの流れ、目指すメリットをわかりやすく解説しています。
→日病薬病院薬学認定薬剤師の認定要件と取得方法についてはこちら
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薬剤師として新しい分野を学びたい方や、まずは取得しやすい資格から挑戦したい方に、公認スポーツファーマシストはおすすめです。
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