こんにちは、ゆり子です。

国家試験に合格して晴れて薬剤師になれたけど、もう辞めたい・・・

1年目で退職したいと思うのは自分が甘いから?

辞めたいけど、1年目で転職ってできるのかな?
そんな不安を抱えて、このページにたどり着いたのではないでしょうか?
私自身、新卒1年目でメンタル疾患になり退職し、その後転職した経験があります。
当時は「このまま辞めたら人生終わりかも」と本気で悩みましたが、結果として今はケアミックス病院で7年以上働いています。(訳あって退職予定ですが)
結論から言うと、薬剤師は1年目でも転職できます。
ただし、大切なのは「辞めるか続けるか」を正しく判断することです。
1年目で転職を成功するためには押さえるべきポイントがあります。
- 薬剤師1年目でも転職できる理由
- 「3年は続けるべき」と言われる本当の理由
- 後悔しないための考え方
実体験をもとに「辞めるべきかどうかの判断基準」について解説します。
薬剤師1年目で辞めたいと悩んでいる方が、安心して次の一歩を考えられるようになれば嬉しいです。
この記事は、当時の私と同じように悩んでいる薬剤師1年目の方に向けて書いています。
薬剤師1年目でも転職できます
「転職できるかどうか」で悩む必要はあまりありません。
重要なのは、「転職すべきかどうか」です。
私は新卒で入社した調剤薬局を、1年目の途中(2月頃)で退職しました。
当時は「1年目で辞めて大丈夫なのか」と周りにも心配されましたが、実際には複数の求人を紹介してもらうことができました。
薬剤師は人手不足の地域も多く(私の住んでいる地域は薬剤師充足地域ですが)、早期退職でも転職自体は珍しくありません。
退職後は企業薬剤師に挑戦したりしましたが、最終的にケアミックス病院へ就職することができ、そこで7年ほど勤めています。
私以外に当時の調剤薬局の同期で1年目に転職した人は2名知っています。

私自身の経験から言えることは薬剤師1年目でも転職は十分にできます。
振り返ってみるとなかなか思い切ったことをしたなぁと思います。
- 職場の人間関係が悪い
- 労働環境が悪い(残業が多い、無理なシフトを組まれるなど)
- 教育体制やフォロー体制が整っていない
- 就職前と後のギャップ、社風が合わない
- 自分の将来の方向性が変わった
など、さまざまな理由で転職を考えていると思います。
1年目で転職できるかできないかと問われたら、「できます」と回答します。
3年は続けるべき?
よく「3年は続けるべき」と言われますが、これの根拠は何でしょうか?
石の上にも三年ということわざがあるから?
明確な根拠があるわけではありませんが、転職市場の観点から考えると、3年経ってからの方が転職に有利だからだと思います。
1~2年目での転職と3~5年目での転職のメリット&デメリットを表にしてみました。
| 1~2年目での転職 | 3~5年目での転職 | |
| メリット | ●早い段階で新しい環境でのキャリアを積むことができる ●一から教育研修を受けることができる ●心身の調子を崩す前にリスタートできる | ●社会人としての基礎ができている ●即戦力と若さ故の順応性の両方を持ち合わせている ●収入アップやキャリアアップ目的の転職が成功しやすい |
| デメリット | ○すぐに辞めてしまう不安を持たれる ○社会経験の浅さ故に深く考えずに決断してしまう | ○我慢して働き続けたことで心身の調子を崩す |
| その他 | 転職はできるが、次の職場ではなるべく長く勤める。 転職できずに問題解決できるかを検討する。 | 一番ベストな転職タイミングで、転職市場の評価も高く、新しい分野へもチャレンジしやすい。 |
1~2年目の転職と3~5年目の転職では転職市場の価値が違います。
1~2年目でも転職はできますが、転職市場で一番価値が高いのは3~5年目なのは間違いないです。
企業や病院側は「教育コスト」を重視するため、ある程度の経験がある人材を優先する傾向があります。
自分で転職先を選べる自由がある、より有利な条件で転職する場合は3年目で転職するほうがいいのでしょう。
また、転職理由に結婚・出産・配偶者の転勤・介護・健康上の理由などライフスタイルの変化で転職せざる終えない場合、何年目でも転職にあまり影響はないのであまり不安に思わないでください。(元々女性が多い職場なので他業界に比べたら圧倒的に理解がいいです)
辞めるべきかの判断基準
| 辞めた方がいいケース | 続けた方がいいケース |
| □心身の不調が出ている □明らかに労働環境が悪い □教育体制が整っていない □環境改善の見込みがない ⇒この場合は「環境の問題」です。 | □入職してあまり時がたっておらず、仕事に慣れていないだけ □人間関係のストレスが許容範囲内 □一時的に忙しいだけ ⇒この場合は「時間で解決する可能性」があります。 |
これはあくまで一例です。
辞めた方がいいのか、続けた方がいいのか、その判断基準は人によって異なります。
続けるかどうかを常に自分自身へ問いかけて、「自分がどうしたいか」の軸を意識しましょう。
手始めに「不満とその不満の原因を書き出す」ことから始めて、自分自身の努力だけで解決できる問題かを可視化しましょう。
迷った場合は、「今の環境が改善する可能性があるかどうか」を一つの目安にしてみてください。
可能なら転職より異動を
転職の大きなデメリット、それは履歴書に職歴が増えることです。
そのため、同じ会社内での異動が可能なら優先的に検討しましょう。
特にチェーン展開している調剤薬局やドラッグストアなどは環境を変えやすいです。
薬剤師は他の業種に比べて転職しやすい業界とはいえ、薬剤師の数が増えてきていることもあり、職歴が増える(転職を繰り返す)と転職がしづらくなる現状があります。
元々女性が多い業界ということもあり、結婚・出産・配偶者の転勤・介護など家庭の事情で職歴が増えるケースはあまり問題ないですが、「職場が合わない」という理由だけで短期間の転職を繰り返すと、選択肢が狭くなってしまう可能性があります。
今の職場が合わないと感じて転職を考えることもいいですが、なるべく職歴を増やさないという点を考慮すると、チェーン展開している調剤薬局やドラッグストアの場合は店舗異動を検討するのはいかがでしょうか?
店舗異動ができない場合に転職を検討することをオススメします。
店舗異動できないなら辞める!と言って店舗異動の交渉をする強者も世の中には存在します。

私の場合、病院に勤めている&異動できる系列の病院がないということで、もれなく転職しか手段がありませんが、異動の手段がある場合は異動も検討した方が健全かなと思います。
心身の不調はありませんか?
- 寝付きが悪い、途中で何度も目を覚ますなどの睡眠トラブル
- 食欲がないor過食になる
- 頭痛や肩こりがある
- めまいがある
- 動悸がする
- とにかく疲れてやる気が出ない
- 集中力がなく、ミスが増える
こういった心身の不調のサインはありませんか?
これらはストレスによる初期症状として多くの人に見られます。
「まだ大丈夫」と思っていても、突然動けなくなることもあるため、早めの対処が大切です。
心身の不調がある場合、まずは受診することも大切ですが、環境を変えるために異動や転職を考える必要があります。
とはいえ、心身の不調がある状態で大きな決断をすることはあまり好ましくないため、休むことができるならまずは休みましょう。
休むことが難しい、異動など会社側での対処が難しい場合は転職のデメリットなどは考えずに早めに退職する方がいいでしょう。
社員を助けてくれない職場にしがみつく必要はありません。
情報収集目的に転職エージェントへ登録してみませんか?
1年目で辞めたいと思った時、本気で辞めたいと思っていなくても情報収集目的で転職エージェントに登録するのはどうでしょうか?
転職エージェントに登録して転職市場にふれることもまた社会人経験の一つと捉えれば、登録に後ろめたさを感じにくくありませんか?
厚生労働省の調査でも、新卒の約3割が3年以内に転職していることがわかっています。
これは薬剤師業界に限った話ではありません。

私の当時の同期も何人か3ヶ月くらいでさっそく登録していましたよ。
2年目くらいの時に女子会で10人くらい同期が集まったら、自分含めて3分の2くらいはすでに転職していました。
いずれ転職するかも知れないなら、早いうちに登録だけでもして情報収集することは何も悪いことではありません。
電話がかかってきたり面談があったりなど多少面倒なこともありますが、転職について一番詳しい転職エージェントという存在を無料で利用する価値はあると思います。
私自身、つい最近派遣薬剤師の働き方を検討する目的でとある転職エージェントと面談しましたが、最近の転職事情などについてお話を伺うことができたのでとても参考になりました。
むやみに転職をせかされることもありませんでしたし、収穫はたくさんありました。
面談時の内容を記事にしたのでよければ参考にしてください。
1年目で転職するときに大切な4つのこと
1年目で辞めたいと感じるのは、決して珍しいことではありません。
- 辞めたい理由を明確にし、前向きな言葉で表現する
- 転職することで自分も抱えている問題が本当に解消されるのかを冷静に考える
- 自分はどんな薬剤師になりたいかなどの将来像を明確にする
この3つが、薬剤師1年目の転職を成功させるために特に重要です。
軸として「自分がどうしたいか」を意識しましょう。

自分の軸がしっかりしていれば1年目でも必ず転職に成功します。
そして、4つ目の大切なことですが、「④転職後はなるべく長く勤めること」ができるとその後転職するときに足かせになることはないでしょう。
短期離職を繰り返して職歴が積み重なると、「この人はすぐに辞めてしまうのではないか」と思われてしまい、採用されにくくなってしまいます。
そうならないためにも、「自分がどうしたいか」の軸はぶれないようにしましょう。
まずは「辞めたい理由」と「その原因」を紙に書き出すことから始めてみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
1年目で辞めたいと感じるのは、決して珍しいことでも、弱いことでもありません。
大切なのは「逃げるか我慢するか」ではなく、自分に合う環境を選ぶことです。
この記事が、あなたの将来を前向きに考えるきっかけになれば嬉しいです。









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