こんにちは、ゆり子です。

退職したいけど、本当に辞めていいのかな
そう悩み続けていると、心も体もずっと張り詰めた状態になります。
私自身、病院薬剤師として働く中で、
- このまま続けていいのか
- 辞めた後どうなるのか
- 本当に後悔しないのか
を長く考えていました。
そしてこのたび、その病院を2027年3月に退職する決断をしました。
私は新卒で入社した調剤薬局を1年未満で退職し、その後ケアミックス病院で約7年間薬剤師として働いてきました。
退職すると決めた瞬間、不思議なくらい心が軽くなったのを覚えています。
将来への不安がゼロになったわけではありません。
それでも、これまで常につきまとっていた漠然とした不安が薄れ、今を大切に過ごそうと思えるようになったのです。
この記事では、
- 退職を決意した後に起きた心の変化
- 退職を決意することで楽になる理由
- 退職前に感じていたストレス
- 辞める決断で気づいたこと
を実体験ベースでお話しします。

辞めたい気持ちはあるけど、踏み出せない・・・
そんな方にとって、考えるヒントになれば幸いです。

実はブログタイトルの「お暇をいただきます」には、「退職します」という意味を込めています
退職を決めることで得られるメリット(一般論)
退職を決断することで心が軽くなるのは、決して特別なことではありません。
多くの人に共通する変化として、次のようなメリットがあります。
●悩み続けるストレスから解放される
「辞めるべきか、続けるべきか」と考え続ける状態は、想像以上に大きな負担になります。決断することで、その思考のループから抜け出すことができます。
●行動できるようになり、状況が前に進む
退職を決めると、「次に何をするか」に意識が向くようになります。情報収集や準備など、具体的な行動に移せることで、停滞感がなくなります。
●「自分で決めた」という感覚が戻る
自分で選択したという感覚は、安心感や納得感につながります。「自分で決めた」という実感が、気持ちの安定に大きく影響します。
●終わりが見えることで、今のつらさが軽くなる
退職日が決まることで、「この状況はずっと続くわけではない」と思えるようになります。先が見えるだけで、今のストレスの感じ方は大きく変わります。
このように、退職を決めることは単に「仕事を辞める」というだけでなく、精神的な負担を軽減し、前に進むきっかけになることも多いのです。
※本記事は筆者の実体験をもとにしています。状況によって最適な選択は異なりますので、あくまで参考としてご覧ください。
退職を決めたら心が軽くなる主な理由
私の場合、「終わりが見えたこと」が一番大きかったです。
①辞めるかどうか悩むストレスから解放された
決断前は、毎日ずっと迷い続けていました。
「辞めるべきか続けるべきか」と考え続ける時間は想像以上に消耗します。
決断したことで、その悩み自体から解放され、終わりが見えた感覚がありました。
②「あと少しで終わる」と思えて気持ちが楽になった
苦手な人や合わない環境とも「あと少しで終わる」と思えるだけで、気持ちがかなり楽になります。
退職を決める前は、「一生このままなのか」という逃げ場がない感覚が強かったです。
ですが退職を決めたことで、「今の環境が人生の全てではない」と思えるようになりました。
もうこれ以上我慢しなくていい。それだけでも心は救われます。
終わりが見えることで、今のつらい状況も「一時的なもの」として受け止められるようになりました。
③将来を自分で決められる感覚が戻った
今までは「このままでいいのか」と不安ばかりでしたが、退職を決めたことで自分の意思で未来を選んでいる感覚が戻りました。
継続することも自分の意思で決めたことではありますが、どことなく惰性や妥協もあったと思います。
「退職を決める前」と「決めた後」の比較
| 【退職を決める前】 | 【退職を決めた後】 |
| 常に迷っていた | 気持ちが少し落ち着いた |
| 逃げ場がない感覚 | 終わりが見えた |
| 自分をないがしろにしていた | 自分を守る意識が出た |
私の場合、退職決意後に起こった変化
一番大きかったのは、「もう悩み続けなくていい」と思えたことでした。
悩みごとが解決して心が軽くなった
実は、私の職場に一人とても苦手な方がいました。
その人は現在、系列病院へ異動されていますが、私もその人も辞めない限り、いつかはまた同じ職場で働くことになります。
その人の存在が、私の中で「いつかまた始まるかもしれない不安」になっていました。
- 今でこそ違う職場になって平穏ですが、いつこの平穏が終わるかわからない。
- 自分自身その人と折り合いつけて一緒に働くことができるかわからない。
- 人間関係の悩みはどの職場でも起こりえることなのに、こんなことで辞めてもいいのか?
- そもそも自分が甘いのかもしれない。
こうした悩みをずっと抱えた状態で今まで勤めてきました。
人間関係の悩みはどの職場でも起こりえる。
それに私よりひどい経験をした人もいるはず。
だからこそ、「こんな理由で辞めていいのかな」と何度も悩みました。
ライフイベントなどで状況が変わるかもしれないと考え、現職を続けていましたが、私自身が退職を決意したことで、こうした不安とさよならでき、心が軽くなりました。

もう二度と会わなくていいというだけでこんなに心が軽くなるくらい、その人とは関わりたくないという本心にも気づくことができました。
辞めると決めたその日、驚くほど気持ちが軽くなりました。
辞めたい理由はこの人が全てではありませんが、悩みごとが一つ解決したことで私は毎日が過ごしやすくなりました。
変わってしまった職場への未練はない
以前私が退職するか悩んでいた時期から退職を決心する現在まで、職場の状況は大きく変わってしまいました。
薬剤部の部長が変わり、院長も変わり、部署内だけでなく病院全体の方針などもガラリと変わってしまいました。
それに伴い薬剤部内の業務量も増えてしまい、全員定時に帰ることが難しい状況でした。

以前のようなゆとりはこの忙しい時期を乗り越えたら戻ってくるはず・・・
私の楽観的な予想は虚しくも、病院内の環境は変わっていき、薬剤部の仕事もどんどん増えていきました。
長期的に見れば過渡期なのだと思います。
ですが、私にはそう思うことはできませんでした。

ここは「できることなら頑張って長く働きたい」と思った職場じゃなくなっちゃったな・・・
以前退職を考えたときは今の職場のいいところがあったから辞めずに続けた部分もありました。
しかし、こうした変化を前向きに受け止められなくなった時点で、私にとってこの職場は「頑張り続けたい場所」ではなくなっていました。
「満つれば欠くる世の習い」という言葉があるように、どんな環境も、ずっと同じままではいられません。
私は欠けていく職場への気持ちに見切りをつけることで、これ以上自分の中の大切なものが欠けてしまわないようにしたのです。
残された時間を悔いなく過ごそうと前向きになれた
退職を決意したことで、今の職場でできることは精一杯やろうと思うことができ、病棟での服薬指導や参加している認知症サポートチーム(DST)の業務に力を入れています。
できることなら、辞める決心がつくときまでに何かしらの資格も取れたらよかったのですが、残念ながらそこまでできる時間や余裕がなかったのが現状です。

一応これでも日病薬病院薬学認定薬剤師の資格を取得しようと単位を一生懸命集めたりしていたんです。
仕事が忙しくてかなり厳しい状況でしたが・・・
辞めてしまった後も見据えて勉強も怠らないようにしたいですし、将来に向けてお金も貯めたいですし、退職を決意したことで頑張ろうと思うことが増えました。

きっと退職を決意しなければ惰性で日々を過ごしていたと思います。
立つ鳥跡を濁さずという理想を叶えたい

「立つ鳥跡を濁さず」とは立ち去るときに見苦しくないよう引き際の潔さを例えた言葉です。
退職のタイミングがなぜ2027年3月なのか?
過渡期の職場で一番忙しい時期に退職したくない、退職するときになるべく職場に迷惑をかけたくないという気持ちがあったためです。
他にも、今の職場でのやりたいことを自分がやりきったと思うところまで頑張りたいという気持ちもありました。
職場へはまだ退職の意向を伝えていませんが、余裕を持って退職の意向を伝え、新しい人材を確保できることを祈っています。
将来への不安はもちろんあるけど悔いはない
退職を決めたからといって、全てが解決するわけではありません。
退職を決意し、自分のやりたいことに向けて進もうとしていますが、もちろん自分の選択した道に対する不安はあります。
- 将来への不安
- お金の不安
- 周りの印象
- 本当にこれでいいのかという迷い
ですが、不思議とこの決意に悔いはありません。
それでも、「このまま無理を続けるよりはいい」と思えたことで、少し心が軽くなりました。
新しい道にワクワクしている自分がいるのもありますが、調剤薬局を1年未満で退職した後に転職できた経験もあるので「まあなんとかなるだろう」という気持ちでいます。
過去に転職を乗り越えられた経験があるからこそ、「今回もきっと大丈夫だろう」と思えています。

そもそも人生は何が起こるかわからない。ならば今を楽しく生きたい。
辞めると決める前に考えてほしいこと
今回私はある程度時間をかけて退職する決断をしました。
しかし、辞めるという決断をする前に考えることが3つあります。
- 感情的な勢いだけで決めないこと
- 体調が悪いときは一度休むこと
- 転職することで問題が解決するか考えること
私の場合、年単位で退職すべきかどうかを考え、その後どうするのかについてもある程度結論を出してから退職を決意しました。
そして、退職すべきか悩むことそのものがエネルギーのいることですが、仕事も忙しく、体調が万全ではないときもありました。
大変なときほど勢いで決断しそうになるため、一旦問題を先送りにして過ごしました。
転職することで問題が解決するかどうかについては考えた結果、今の職場では自分のやりたい事を実現することが不可能と実感したこともあり、退職することに迷いはありません。
このように、「なぜ辞めたいのか」「辞めた後どうしたいのか」を整理しておくことで、後悔のない選択につながります。

今は新たな目標に向かって新しいスタートをきりたいという気持ちの方が大きいです。
早めに退職を検討した方がいいケース
こんな状態なら、心が限界に近いサインかもしれません。
- 休日も仕事のことを考えてしまう
- 出勤前に動悸がする
- 朝になると涙が出る
- 「辞めたい」が口癖になっている
- ミスへの恐怖が強い
- 常に気が張っている
- 家に帰ると何もできない
全て当てはまる必要はありませんが、ひとつでも強く当てはまる場合は、無理をしすぎているサインかもしれません。
こういった限界が近いサインがある場合は早めに退職を検討した方がいいでしょう。
いきなり決断することが難しい場合は、休暇や休職をして改めて退職について決断することもできます。
ここまでがんばってきた自分を褒めてみる
私は周りからみれば優秀な薬剤師ではなかったと思います。むしろ要領が悪いので職場にはかなり迷惑をかけました。
私は私なりに職場に貢献してきたつもりです。

それでも私はここまで頑張ってきたんだ!
→ 1年目で退職した薬剤師が7年かけてたどり着いたキャリアの選択についてはこちら
私のように退職を決意した人も、現職を続けることを決意した人も、ここまで頑張ってきた自分はえらいと今日くらいは自分を褒めてみましょう。
そして、どのような決断をしてもその先の未来がいいものであると信じています。
この記事を読み終えたあと、少しだけ肩の力が抜けていたら嬉しいです。
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