こんにちは、ゆり子です。
私は7年勤めたケアミックス病院を辞めて通信大学で心理学を学ぶ決意をしました。

通信大学で心理学を学ぶのはいいけど、その後はどうするの?
こうした疑問を持たれることは多いです。
私のように通信大学で心理学を学びたいと思っても、「卒業後はどんな働き方があるのだろう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
私も進学を決めるまで、「心理学を学んだ先にはどんな未来があるのか」を何度も考えました。
現時点で考えている4つの進路をまとめたので、通信大学への進学や学び直しを検討している方の参考になれば嬉しいです。
※この記事で紹介する進路は、私自身が現在考えているキャリアプランです。人によって最適な進路は異なりますので、1つの考え方として読んでいただければ幸いです。
プランA 公認心理師&臨床心理士を目指して薬剤師とのダブルライセンスを狙う
最も難易度が高く、時間も労力もお金もかかる目標が「公認心理師&臨床心理士」を目指すプランです。
公認心理師を目指す場合、大学において省令で定められた25科目の単位を修める必要があるだけでなく、大学院への進学も必要となります。
また、私が進学を考えている通信大学は公認心理師になるための実習単位を得るための実習選抜試験があり、倍率が高いことからハードルは高いと想定しています。
比較的最近できた心理系資格唯一の国家資格。大学+大学院へ通う必要あり。
臨床心理士を目指す場合は、大学の単位は問われませんし、別学部卒業でも問題ないですが、大学院への進学が必要となります。
古くから心理系資格として君臨してきた民間資格。大学院のみでもOK。
私はこれまで心理学を学んだことがないので臨床心理士になるためにいきなり大学院を目指すことには抵抗がありました。
資格取得よりもまずは通信大学で心理学をしっかり学びたいという気持ちが強かったこともあり、通信大学で学んでから大学院進学し、公認心理師&臨床心理士の資格取得に挑戦しようと決断しました。

夢は大きく!時間も労力もお金もかかるけれど、その価値はきっとプライスレス!
とはいえ、まずは心理学に触れてみないとわからないことも多いので、その後の進路について、なるべく多くの選択肢を考えています。
公認心理師や臨床心理士といった心理職の就職はパートなどの非正規雇用が多く、正規雇用が少ないことや給料が安いことは十分理解しています。
その上で薬剤師と公認心理師&臨床心理士のダブルライセンスがあれば、パートの掛け持ちでも十分にやっていけると思いますし、それぞれの知識や経験を活かすことができるのでは?と期待しています。

あとはシンプルにダブルライセンスってかっこよくないですか?
このプランが向いている人
- 心理職として働くことを目指したい人
- 時間と学費をかけても専門性を高めたい人
- 長期的なキャリア形成を考えている人
プランB 児童発達支援管理責任者を目指して薬剤師経験を生かす

薬剤師の資格を利用する形で子どもに関わる仕事ができないか?
小児科のある病院への転職や小児科の門前薬局に転職する方法もありますが、学習支援ボランティア経験からなるべく直接子どもと関わりたいと思っていたので薬剤師の肩書きは捨てるつもりでいました。
とはいえ、せっかくの薬剤師国家資格なので、薬剤師ではないが薬剤師の資格を活かすようなかたちでの仕事について探していた。
そんなときに出会ったのが児童発達支援管理責任者でした。
障害のある子どもに対して個別の支援計画をたてたり、児童指導員や関係機関との連携をとりながら支援業務にあたる責任者。放課後などデイサービスや児童発達支援などの分野に必須の存在。
そしてこの児童発達支援管理責任者になるためには実務経験&研修期間が必須になりますが、児童発達支援管理責任者になるための実務経験要件が4つ存在しています。
- 相談支援業務への従事期間が5年以上(老人福祉施設や医療機関以外での実務経験が3年以上必要)
- 直接支援業務への従事期間が8年以上(老人福祉施設や医療機関以外での実務経験が3年以上必要)
- 直接支援業務に従事する者のなかで、社会福祉主事任用資格を有する者、児童指導員任用資格者、保育士、精神障害者社会復帰施設指導員任用資格者は従事期間が5年以上でOK(老人福祉施設や医療機関以外での実務経験が3年以上必要)
- 国家資格(薬剤師も含む)による従事期間5年+相談支援業務or直接支援業務への従事期間3年以上(老人福祉施設や医療機関は除く)
いずれの場合でも要件を満たした後、基礎研修+2年以上のOJT(条件しだいでは6ヶ月に短縮OK)+実践研修を修了すれば晴れて児童発達支援管理責任者になることができます。
私は薬剤師歴8年なので、相談支援業務もしくは直接支援業務の実務経験を3年積めば児童発達支援管理責任者の実務経験要件を満たすことができます。
この相談支援業務や直接支援業務への転職を考えていたのですが、求人を探す限り募集要件に「教育・保育・福祉・心理の分野を修了していること」が求められています。
薬剤師資格や医療知識(しかも医療の中でも薬学というとがった分野)だけでは従事するまでのハードルが高いと思い、心理学を学ぶことで実務経験を積むための転職がしやすくなるのでは?と判断しました。

児童発達支援管理責任者を目指すかどうかに限らず、心理学は学んでみたいと思っていたので進路の選択肢の一つとして捉えています。
児童発達支援管理責任者になることだけが目的ではなく、心理学を学ぶことで福祉分野への選択肢が広がることにも魅力を感じています。
※制度改正の可能性があるため最新情報をご確認ください。
このプランが向いている人
- 子どもに関わる仕事をしたい人
- 福祉や支援に興味がある人
- 発達障害などの問題に興味がある人
プランC そのまま薬剤師に戻り、通信大学で学んだ心理学の知識を生かす
通信大学で心理学を学んでいる日々を過ごす中で、薬剤師に戻りたいと思った時は戻ろうとも考えています。
生活費や学費のために週3~4日で薬剤師として働こうと思っていますが、薬剤師の現場から離れて始めて見えてくる景色や考えの変化もあると思います。

そのときは薬剤師の世界に戻ることも悪くない。
薬剤師として働く上で、通信大学で学んだ心理学の知識は、薬剤師として働く上でも役立つ場面があると考えています。
例えば薬剤師のメイン業務である服薬指導では、心理学の知識は大いに役に立つと信じていますし、職場・友人・家族などさまざまな人間関係でも役に立つと思っています。
心理学を学ぶことで、患者さんの行動変容やコミュニケーションについて新しい視点を持てるようになるかもしれません。

薬剤師業界もどのように変わるかわかりませんが、私の薬剤師以外の付加価値はきっと評価されると信じています。
このプランが向いている人
- 心理学を学んで得た知識や経験を元の職場や職種で生かしたい人
- 元の職種での付加価値を高めたい人
プランD 精神科病院へ転職し、通信大学で学んだ心理学も含めて精神科領域を極める
私は今回通信大学で心理学を学ぶという道を選びましたが、薬剤師として転職する場合の選択肢の一つとして精神科病院で働いて精神科領域を学んでみたいと思っていた時期がありました。
私が精神科病院を検討した理由は3つあります。
- 昔から発達障害に興味があった
- 自分自身がメンタル疾患を抱えていること
- 認知症ケアサポートチーム(DST)に関わっているという経験
それなのになぜ精神科病院への転職をしなかったのか?

精神科と聞くと、怖そう・大変そうというイメージがあることや、精神科病院に限らず転職で自分に合わない職場環境や人間関係への不安もあり、転職には踏み切れませんでした。
結局転職に踏み切ることはありませんでしたが、心理学を学んだ後であれば発達障害や精神疾患の疾患そのものに対する理解や薬物療法以外の視点を持つことができた状態で精神科薬剤師になるので、唯一無二の価値を見いだせるのではないかという期待もあります。
自分が就職を考える時期に求人があればですが、進路の選択肢の一つとしては十分価値があるものだと思います。
このプランが向いている人
- 心理学を学ぶことをきっかけに、自分のやりたい事を見つけた人
- これまでのキャリアに心理学という付加価値をつけて新しい世界に飛び込みたい人
- かねてから挑戦したかったことに自信をつけたい人
4つの進路を考えて気づいたこと|一つの正解にこだわらなくてもいい
通信大学で心理学を学ぶと聞くと、「卒業後は心理職にならなければ意味がない」と思われることがあります。
しかし実際には、学んだ知識を今の仕事に生かす人もいれば、新しい仕事へ挑戦する人もいます。
私自身も、現時点では4つの進路を考えていますが、学びを通して新しい選択肢が増える可能性もあると思っています。
大切なのは、最初から1つの正解を決めることではなく、自分に合った道を少しずつ見つけていくことではないでしょうか。
未来は無限の可能性がある
今こうしてブログ記事にまとめるだけでも、自分の決断の先には無限の可能性と新しいワクワクする未来があると前向きになることができました。
今のところプランは4つですが、それぞれの選択肢からまた新たな選択肢が発生する可能性もあります。
私は心理学を学ぶという道を選びましたが、違う道を選べばまた違った未来の可能性が発生すると思います。

もし、何か新しいことを始めようかと悩んでいる人は「未来には、思っている以上にたくさんの可能性がある」ことを忘れないでほしいです。
▶新しいことを学び直したいと感じている方へ
社会人になると、「もう一度ちゃんと学びたい」と感じる瞬間があると思います。
学生時代とは違う意味を持つ“社会人の学び直し”について、自分自身を立て直すために考え始めた経験をまとめました。
▶学び直しを考えている方へ
社会人になってから、「仕事以外のことを学びたい」と感じる瞬間がありました。
その中で心理学に興味を持ち始めた経緯をまとめています。
▶通信制大学という選択肢が気になっている方へ
働きながら学び直したいと思っても、時間や生活との両立に悩むことは多いと思います。
社会人として無理なく続けるために、通信制大学を選ぶ際に重視したポイントをまとめました。
▶一歩踏み出すことにためらってしまう方へ
最初から大きな目標や強い覚悟がなくても、一歩踏み出す価値はあると思っています。
私自身が感じた「まず動いてみること」の大切さをまとめました。
→単純な動機でもまず一歩踏み出すことの大切さについてはこちら
▶キャリアに迷いながら働いている方へ
「このままでいいのかな」と悩みながら働き続けた経験は、今振り返っても無駄ではなかったと感じています。
薬剤師として働いてきた7年間を通じて、私なりに選んだ道とその道のりについてまとめています。
→ 1年目で退職した薬剤師が7年かけてたどり着いたキャリアの選択についてはこちら
▶自分らしい働き方を探している方へ
病院・調剤薬局・企業など、薬剤師にはさまざまな働き方があります。
「今のままでいいのかな」と感じている方へ向けて、働き方の選択肢についてまとめています。









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