
最近ずっと体調が悪い・・・でも病院では異常なしと言われる

寝ても疲れが取れないし、最近食欲もないなぁ・・・

休日なのに気持ちが落ち着かない。せっかくの休日なのに休日を楽しめない・・・
そんな不調は、心の限界サインかもしれません。
「疲れているだけ」と思っていた私の体は、かなり前から限界を知らせていました。
こんにちは、ゆり子です。
私は新卒で入社した調剤薬局で働いていたとき、忙しさとストレスが重なり、メンタル疾患になりました。現在も心療内科に通っています。
「忙しいから」「疲れているだけ」と、自分の不調を軽く見てしまいがちですが、体はいろいろなSOSサインを出しています。
体のSOSサインを無視して無理を続けると、朝起きられない・出勤できない・休職が必要になるケースもあります。
この記事では、私の実体験から現れた不眠、食欲不振、頭痛、めまい、動悸、集中力低下など、メンタル不調で現れた体のSOSサインを紹介します。

自分の体にSOSサインが出ているか知りたい

無理する前に休息のヒントがほしい
という方におすすめです。
この記事では、私自身の体験をもとにメンタル不調のSOSサインを全体的にまとめています。気になる症状があれば、それぞれの解説記事も参考にしてください。
※症状にはさまざまな原因があります。気になる症状が続く場合は医療機関へご相談ください。
こんな症状はありませんか?まずはセルフチェックから
- 朝起きた瞬間から「仕事に行きたくない」と感じる
- 出勤前になると動悸や吐き気がする
- 休日も仕事のことを考えてしまい、気が休まらない
- 寝ても疲れが抜けない
- 食欲が落ちた、または食べすぎてしまう
- ミスが増えた気がする
- 理由もなく涙が出ることがある
- 以前は楽しめていた趣味を楽しめなくなった
- 常に気を張っていて、家に帰ると動けなくなる
- 人と話すのがしんどい
- 「まだ頑張れる」と思いながら無理を続けている
- 「辞めたい」が頭をよぎる回数が増えた
ひとつでも当てはまる場合、心や体がSOSを出しているサインかもしれません。
私自身も、「まだ大丈夫」と思いながら働き続けていました。
ですが振り返ると、体はかなり前から限界を知らせてくれていたのだと思います。
この記事では、私が実際に感じていた“体のSOSサイン”についてまとめます。
見逃しやすい&甘く見がちな体のSOSサイン
睡眠は十分にとれていますか?

- 寝付きが悪い
- 途中で目が覚めて眠れない
- 朝早くに目が覚めてしまう
- 眠りが浅い
- 寝ても寝ても睡眠が足りない
- 眠くてもつい夜更かしをしてしまう
軽く思いがちですが、これらは体のSOSサインです。
特に睡眠は、体のSOSサインとしてよく現れる重要なサインなので見逃さないようにしましょう。

眠くてもつい夜更かしをしてしまうことは「リベンジ夜更かし」と呼ばれ、夜更かしで日中のストレスを解消し、自分の時間を取り戻そうする行動です。
体は休息を求めているのに、それを無視するとSOSサインが強く出ます。

私の場合、睡眠に関するSOSサインは全て経験したことがあります。
睡眠は体のコンディションやストレスと直結します。まずは自分の睡眠状態を見直しましょう。
食欲はどうですか?食欲がなかったり食べ過ぎたりしていませんか?

食欲がない、かえって食べ過ぎてしまう・・・
こうした食欲の変化も体のSOSサインです。
食べないときもあるが、食べるときにドカ食いをしてしまうといった場合も注意が必要です。

私の場合、吐き気で食事がとれなかったり、空腹感があっても食べる気力がなくて食事ができないことがあります。
食欲の変化に気づいたら、自分の体のSOSサインを疑いましょう。
頭痛や肩こり、めまい、耳鳴りはありませんか?

- 頭痛や肩こりが慢性的に続く
- めまい:ふわふわ感、頭がクラクラ、意識が遠のく感覚
- 耳鳴り:キーン、ピーなど
これらは体の緊張や自律神経の乱れによる体のSOSサインとして出てきます。

私も頭痛と肩こりはデフォルト状態です。甘く見ないほうがいいです。
めまいは実際にはグラグラしていませんが、頭がなんとなくグラグラするような感覚があります。耳鳴りなんてしょっちゅうです。
耳鳴りに加え、難聴+耳の閉塞感がある場合は突発性難聴の可能性があり、早期受診が重要です。
動悸や息苦しさ、体温調節のバグ、胃腸の不調はありますか?

- 特に運動や緊張がなくても動悸や息苦しさがある
- 喉のつかえ感(ヒステリー球)
- 急に暑くなったり寒くなったりする(ホットフラッシュ)
- 便秘・下痢・胃もたれ・吐き気
これらは自律神経の乱れや体のSOSサインとして現れます。

私も運動や緊張がないのに動悸や喉のつかえ感を感じることがあり、寒暖差が激しく体温調節がうまくできないことがあります。
体の不調を軽く見ず、まずは休息を取り、自分の体を観察しましょう。
蕁麻疹や湿疹に悩んでいませんか?

ストレスや疲労と溜め込むと、蕁麻疹や湿疹ができる場合があります。
かゆくてかゆくてしかたがなく、つい掻きむしってしまう蕁麻疹や湿疹ができた場合、ストレスによる体のSOSサインなのではと疑ってみませんか?
ストレスや疲労以外に蕁麻疹や湿疹を起こす原因はありますので、数週間続く場合や広範囲に広がる場合、痛みが強い、呼吸苦や唇の腫れがあるといった症状がある場合はまず皮膚科を受診しましょう。

私は手の甲に湿疹ができたときがサインです。外用ステロイドで湿疹自体は改善しようとしますが、ストレスの元を絶つことができないと湿疹ができることを繰り返しています。
蕁麻疹や湿疹ができる原因はさまざまですが、体のSOSサインの一つとして気にかけてみましょう。
気になる場合は皮膚科へ行くことをオススメします。
一見気づきにくい心のSOSサイン
ミスが増えたり、集中力が続かなかったりしませんか?

- ミスが増えた
- 集中力が続かない
これらは単に「能力がない」のではなく、体のコンディションが悪いサインです。
私も一人反省会で寝不足になり、負のスパイラルに陥ったことがあります。
休息をしっかりとって体のコンディションを整えましょう。

ミスが多いのはあなたが仕事のできない人間だからではありません。
あなたの体のコンディションが悪いだけです。
休息やストレス解消の時間をしっかり確保することが重要です。
好きなことを楽しめていますか?

好きなことが楽しめなくなったり、後回しにしてしまうのもSOSサインです。

私は刀剣乱舞が好きですよ。お金がかかるのでグッツは買わない主義ですが、2.5次元舞台を見に行ったり、博物館に行ったりします。
エネルギーが足りなくなると新しく購入したDVDや漫画を開封すらせず後回しにして好きなことが楽しめなくなります。悲しいことに最近後回し気味です・・・
娯楽を後回しにしてしまうというのは、心身の疲労が隠れたサインです。
心の底から笑えていますか?

笑顔を作ることはできても、心から笑えていない場合、SOSサインがかなり進んでいます。
感情の変化が乏しくなると、怒ることも笑うことも少なくなります。
自分ではなかなか気づきにくいですが、最近心から笑ったのはいつか、振り返ってみましょう。
気力ゲージを100で表現すると、今の気力はどれくらいですか?

気力を0~100で表現してみて、現在の自分の状態を確認してください。
気力0は完全に動けない状態となります。
その上で、今のあなたの気力はどれくらいですか?
気力0じゃないからまだ頑張れるという意味ではなく、過去の自分と比較して疲れているか判断するために使います。
回復傾向も確認できるので、日々の体調管理に役立ちます。自分自身の状態を見つめて評価するために気力ゲージを活用してください。
今すぐ休むべきレッドカードSOSサイン
- 動悸や過呼吸が出る
- 出勤前に涙が出る
- 食事が取れない
- 不眠が続く
- 仕事中に集中できない
- ミスが増える
- 「消えたい」と考える
私自身、心療内科に行こうと思えたきっかけは過呼吸になってパニック発作が出たからです。
それまでも不眠は続いていましたし、吐き気で食事がとれませんでした。今振り返るとこの段階で心療内科に受診してもよかったと思います。
そして、パニック発作が出た後も受診せずに無理して頑張り続けていたらうつ病や適応障害、パニック障害になってしまい、社会復帰が長期間できなくなる可能性もあります。
パニック発作がきっかけで心療内科を受診し、その後休職を経て退職したからこそ今があるのだと思います。
体のSOSサインを感じたときにやってほしいこと
①有給を取る・休職をする
1日休むだけでも違います。可能であれば有休以外の休日と合わせて数日間くらいまとめて休息をとれる日があるとだいぶ体がスッキリします。
短期間の有給では休息にならない場合は「休職する」という手段もあります。
休職してから職場復帰することもできますし、そのまま退職することもできます。
②心療内科に相談する
「こんなので受診していいのかな」と思われる方も多いですが。早めに受診して相談することで状態の悪化を遅らせることができます。
うつ病や適応障害にまでなってしまうと社会復帰に時間もかかってしまいますので、早いうちから相談しておくことをオススメします。
③転職サイトを見るだけ見る
「辞めてもいい」「選択肢はちゃんとある」と思えるだけでも将来に対する不安が和らぎます。
逃げ出したいと思った時に逃げ出せそうな場所を見つけておくだけでも、何かあったときに助けになるはずです。
「忙しいから」「疲れているだけ」の一言で片付けず、体のSOSサインに目を向けよう

休めばすぐ元気になるはず・・・

周りも頑張っているのに自分だけ甘えたことは言えない

自分よりもっと辛い人もいる
そう思って見逃そうとしても体はSOSサインを出し続けます。
不眠、食欲不振、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、ヒステリー球、ホットフラッシュ、吐き気、集中力の低下、娯楽の後回し・・・
この記事に書いてあるSOSサインは実際に私の体に出たことがあるSOSサインです。

ここまで書いて、この状態でよく生きてこれたなぁと思います。
全てが一度にやってくるわけではありませんが、本当に体が限界に近いと案外これくらい一度にやってきます。
なので、限界を超えると本当に動けなくなってしまった経験もありました。
特に薬剤師を含む医療職は
- ミスへのプレッシャー
- 人手不足による激務
- 常に気を張りながらマルチタスクをこなす
- 理不尽なクレーム対応
- 勉強継続の負担
- 責任感が強い人が多い
といったストレスを抱え込みやすい条件が整っています。
患者さんに「お大事に」と言うことも大切ですが、自分自身を「大事に」しましょう。
限界を迎える前に、働き方を見直すことも大切です。
限界まで頑張り続けなくても大丈夫です。少し休むことで見える景色もあります。

最後に伝えたいことは、「くれぐれも無理はしないように!」
無理をせず、SOSサインを見逃さず、休息やストレス解消の時間を作ることが大切です。
必要に応じて心療内科など専門家の力も借りましょう。
※できることなら、心療内科へお世話になる前に、自分自身のためにストレス解消や休息の時間を設けましょう。
この記事が、自分の心や体の変化に気づくきっかけになれば嬉しいです。
無理をしすぎず、自分を大切にしてくださいね。
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