将来が不安なとき、すぐに答えを出さなくていい理由

将来が不安なとき、すぐに答えを出さなくていい理由 自分らしく生きるためのマインド&メンタル

こんにちは、ゆり子です。

一見充実しているように思えても、漠然と将来に不安を感じることはありませんか?

ゆり子
ゆり子

病院薬剤師として安定した日々を過ごしていますが、私も将来に対する不安はつきませんし、つい焦ってすぐに答えを出そうとするときがあります。

「辞めたい」と思っても、すぐに転職するべきなのか、それとも今の職場でもう少し頑張るべきなのか、答えが出ないこともあります。

私自身も当時は気持ちが揺れ続けていて、すぐに結論を出すことはできませんでした。

ですが、不安なときほど焦らず答えを出す必要がない場合もあります。

辛さが限界のときは一刻も早くその不安から逃げ出したいですが、疲弊しきった状態では冷静な判断が難しいこともあります。

今回は「将来が不安なとき、すぐに答えを出さなくていい理由」について、私なりの考えを書いていこうと思います。

不安なときほど「今すぐ決めなきゃ」と焦ってしまう

不安なとき、その不安から解放されたくてすぐに答えを出してしまいたくなりませんか?

特に周りと比べてしまうと焦りという感情で埋め尽くされませんか?

でも、不安と焦りという悪魔に決断をそそのかされながらもすぐに答えを出さなかったあなたはとても我慢強く忍耐力のある人だと私は思います。

決断できない自分自身を責めてしまっていませんか?

物事を即断即決できる人ってかっこいいですよね。

でも、即断即決が必ずしも正解になるとは限らないのです。

答えが出ない≠考えていない

少し話が変わりますが、黒田官兵衛はご存じですか?

黒田官兵衛

秀吉の「軍師」として有名な頭脳明晰な戦国武将

彼を主人公とした大河ドラマ「軍師官兵衛」が2014年に放映

有能ゆえに秀吉に重宝されるが、有能すぎるがゆえに遠ざけられてしまう

そんな官兵衛に対して、ある人物がこう言ったとされています。

???
???

あなたはとても頭が良くて判断が早いですが、私はあなたほど頭が切れるわけではないのでじっくり考えて判断しています。

なので私は後悔することがないのです。

その人物の名は―小早川隆景

小早川隆景

毛利元就の三男で、「毛利両川」として兄・吉川元春と共に毛利家を支える

彼の養子は関ヶ原の戦いの裏切りで有名な小早川秀秋

小早川隆景が亡くなったとき、黒田官兵衛は「これで日本に賢人はいなくなった」と嘆いたそうな。

ゆり子
ゆり子

ちなみにこの小早川隆景という戦国武将、毛利元就の知才を最も濃く受け継いだ人物で、豊臣政権下では五大老の一人に選ばれた黒田官兵衛にも負けず劣らずの知将なんですよ。

このエピソードは江戸時代に作られた名将言行録に載っている逸話で、実際にこのようなやりとりがあったかは定かではありません。

ですが、即断即決が必ずしもいいとは限らず考える時間の大切さが身にしみるエピソードだと私は思います。

そんな頭脳明晰な人が「よく考えて判断しているから後悔しない」と言うと、時間を費やして考えることが大事だと思いませんか?

「答えが出ない≠考えていない」ではなく、答えが出ない=考えている最中」なんです。

「決断力がない」のではなく、「思慮深い」だけです。

ゆり子
ゆり子

なので、今悩みに向き合って考えている人は、無理に今すぐ答えを出す必要はないですよ。

あえて先延ばしを選んだ病院薬剤師5年目の話

ゆり子
ゆり子

私は決断してしまえば行動が早く、自分の行動に対して後悔しないタイプです。

そんな私が病院薬剤師5年目のときに、自分の将来について悩みに悩んだ時期があります。

実は、調剤薬局を辞めて転職した病院での雇用形態は正社員ではなく、任期付き職員という有期雇用でした。

最大で5年間という期限のため、この年で私は退職するはずでした。

しかし、薬剤部長が定年退職されたため正社員の枠が1つ空いたことで私は正社員になることができる状況になりました

このとき私は正社員になるべきか別の病院へ転職するべきかでとても悩んでいて、なかなか答えが出せずにいました。

病院薬剤師5年目の話についてはこちら

ゆり子
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悩みすぎて最終的に占いという非科学的なものにまで頼るほどでした。

(占いさんには辞めた方がいいと言われましたが、当たっていたのかどうかは正直わからないです)

とはいえ、ただ悩んでいるだけでなく、薬剤師の働き方についていろいろと調べ、いろんな選択肢があることを理解したのですがそれでも決断ができませんでした。

納得のいく決断ができるまでの時間が足りなかったんです。

ゆり子
ゆり子

そこで私は勤め先の病院の正社員試験を受けて現職を継続する形であえて結論を先送りにしました。

そうすることでキャリアや働き方について熟慮することができ、「自分は本当のところどう生きたいのか?」の問いかけに対して「通信大学に通い心理学を学んで、薬剤師以外の道を模索する」という茨の道を選びました。

1年目で退職した薬剤師が7年かけてたどり着いたキャリアの選択についてはこちら

学び直しを考えた理由についてはこちら

学び直しでなぜ心理学を学ぼうと思った理由についてはこちら

答えを出さない時間にやってよかったこと

ゆり子
ゆり子

また少し話が変わりますが、戦において大切なものって何だと思いますか? 強い武器?兵の数?忍耐と根性?

私は歴史が好きなのでこんな例えになりますが、戦国時代の戦場も、今私たちが戦っている社会という名の戦場も、戦に勝利する上で必要なものは「情報」だと私は思っています。

特に、情報化社会である現代において「情報」そのものは「強い武器」なりますし、より多くの「情報」を持つことはより多くの「兵」を持つことになります。

答えが出ずに時間を持て余している瞬間こそ、「情報」という名の武器と兵を集めましょう。

ただ、情報化社会である現代にはありとあらゆる情報であふれかえっています。

「情報」という名の武器と兵を集めている内に本来の目的を見失うこともあります。

見失うことで新たな発見もありますが、自分自身を見失ってさらに不安に・・・なんてこともあります。

そんなときは思考を整理するためにメモに書き出すことをおすすめします。

紙とペンを用意しなくても、手に持っているスマホのメモ機能に箇条書きの文を増やしていくだけでも大丈夫です。

ゆり子
ゆり子

私は字が汚くて文字を書くことが嫌いなのでメモ機能を使っていました。

思考を整理する時に以下の5つの視点で整理してみると考えやすくなります。

  • 人間関係がつらいのか
  • 業務内容が合わないのか
  • 体力的につらいのか
  • 将来性への不安なのか
  • 「辞めたい」のか「休みたい」のか

また、余力があれば小さな一歩を踏み出してみるのもいいですね。

答えが出ないときでもできるオススメ行動はこちらです。

  • 転職エージェントに登録だけする
  • まずは病院見学だけする
  • 半年間だけ様子を見る
  • 有給を使って休む
  • 信頼できる人に相談する
  • 情報収集だけする

この中から一つだけでも実行してみませんか?

一見進んでいないような小さな一歩でも、進んでいることに変わりないですし、何よりも実行できた自分に自信を持つことができます。

さいごに

答えというものは、答えるべきときに出せばいい。

もちろん、行動すべしと思ったときはすぐに行動することがベストだと思います。

ですが、今答えが出なくても、次に答えるべきタイミングで答えを出せばいいのだと思います。

先延ばしは、使い方を間違えなければ決して悪いものではありません。

不安と向き合いながら考えることを諦めなかったあなたを、私は全力で褒めたいです。

すぐに答えを出さない時間は自分の状況を整理するために必要な時間です。

今答えが出ていないあなたも、ちゃんと前に進んでいます。

ゆり子
ゆり子

それに昔の人はこんなことも言っていました。「急いては事をし損じる」と

この記事が進路や転職、はたまた人生そのものについて考えるきっかけになれば幸いです。

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